日本が世界に誇る食文化、「発酵」の美しき世界

命のつながりで、毎日をつむぐ

日本固有の「麹菌」から作り出される発酵食品は、
味噌、醤油、味醂にはじまり、日本酒や漬物、納豆など
古来より私たちの生活と切り離すことができない、長い歴史があるのです。

GOOD NATURE STATION1階のMARKETでは、

そんな 日本の伝統的な食文化である「発酵食品」に着目。

実際に甕の中で仕込まれた味噌や梅干しなどが発酵・熟成していく過程を展示しています。

発酵食品の詰まった瓶を、仏教の曼荼羅のように並べた「かもし棚」は、

まるで発酵を使ったアートのよう。

向かい合うと背筋が伸びるような、神聖さが感じられます。

奥深き発酵の世界

「発酵」の面白さのひとつは、無数の小さな命の働きを身近に感じられること。

人間の体を構成する細胞の数は数十兆個であるのに対し、

体内には約100兆もの細菌（バクテリア）がいるとされています。

実は、私たち人間は、自らの体細胞の数よりも多い細菌や菌類、

ウィルスなどと共存・共生しているのです。

つまり、人間の命は個として独立しているのではなく、

小さな命のつながりによって、 生かし生かされている命の集合体だということ。

そんな日本の食を支える奥深い「発酵」の世界。

GOOD NATURE STATION1階のMARKETで体験してみては。